
基本的に、受け入れ先のホストファミリーには1日3食留学生に提供することが義務付けられていますので、ランチも家から持って行く事になります。内容はホストと応相談。自分で作る場合もあれば、ホストが用意してくれる場合も。私は日本の中学時代に毎日自分の弁当を準備していたのですが(たまにカップラーメン持って言って学校でお湯入れて食べるときもありましたけどね。笑)、その弁当に比べるとこっちの弁当には主食もおかずも無く、たまに驚かされるようなものを持ってくる人も居ます。唯、ホストにまかせっきりにすると毎日日本で言うとおにぎりのような立場のサンドウィッチになったり、ごろっと丸々リンゴが1つ…なんて事にもなりかねませんので注意。嫌いなものを無理に持っていかず、食事内容に不満があれば即解決に向け正直にホストに告げる事です。(ただし、余り我侭を言うのもどうかとは思いますが…あくまで「違う文化」で自分は「勉強しに此処へ来た」という事を忘れないように。)

ただし、お弁当を忘れた~という場合や小腹が空いたな、何ていう場合には校内にも飲み物の自販機やチョコレート・シリアルバー・チップス・キャンディーなどの自販機、学食が在りますので食料の入手は可能です。基本的にカフェテリアは朝からランチ時間終了まであいていて、生徒はそこで食事をするだけじゃなくて勉強したりドラマの企画会議をしたり、一種の多目的ホールみたいになっています。(ランチ時間帯は恐ろしいまでに込み合い、うるさいので私自身は数えるほどしかそこで昼ごはんを食べた事はありませんが…)。自分の場合は、友人と昼休みの僅かな時間に車を飛ばして外のファーストフード店(Wendysとか)まで足を運んだりといった事もありました。
カナダの公立学校内に備えられている飲食関係の施設は、日本の物に比べて「ファーストフード」な感じが強いです。

学校のカフェテリア(食堂・学食)で売られている食べ物にはサラダや野菜を中心としたモノもあるのですが、大抵目撃する生徒が食しているのは「ピザ」「フライドポテト」や「フライドチキン」そして「マフィン」「クッキー」など。一応学校として、生徒の健康には気を配らなくて良いのか??なんて思いましたが、生徒が望んでいるので仕方ないですよね。。。(苦笑)

一度「健康的な環境を作ろう」という事で、学食のピザの生地が普通の小麦粉から全麦粉使用にかわったりしましたが、結局直ぐ元に戻りました。(私は後者の方が美味しいと思ったんですが、カナダ人の友人等の殆どは「うぇぇぇーーー(吐)」とのたうち回ってました(笑)。
ソレと、カフェテリアには電子レンジやシャンプーのようなケチャップも置いているので、持参した冷凍食品やポップコーンなんかを電子レンジで調理する生徒もいます。(管理人は、持参した残り物弁当を此処で温めて食べる事もしばしば…)ちなみついでにピザは大体一切れ2ドル。結構でかいです。
教室内での飲食は大抵禁じられていますが(水ならOK)、これも「建前」感が強く、実際にはクラス内で食べ物が振舞われる事も在ります(プレゼンの企画でお菓子を持ってきたり、何らかの行事だったり)。この辺りは教師のポリシーによるので一概にはなんとも言えません。
クリスマスの時期が近づくと、特別メニューが出されたりとイベントも多いです。
又、生徒が募金を集めるためにクッキー等を焼いて廊下で売っている事もあります。

行く機会が無く、一度もカフェテリアに足を運んだ事の無いまま去っていく留学生もいるようですが、一回は面白半分で覘くべきだと思います。「あ、ありえね~(笑)」って言うほど大きなクッキーなんかを普通に買っていく女の子とか、結構面白いですよ。
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