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・・・というのはさておき、やはり高校生活をめいいっぱいエンジョイする為には、「友達」の存在が欠かせません。
Nova Scotiaでは長期滞在すに当たって、現地人の知り合いがアナタの生活を生かしも殺しもするでしょう。留学生にとって貴重な情報源、助けともなる友人は是非たくさん作りたいところ。
これは高校留学最大のメリットとも言えるでしょう。
語学学校への留学だと、そこで出来る友人はどうしても「海外の生徒」が多くなり、大学への留学だと勉強が忙しかったり、出来る友人の幅も限られてしまいます。
その点、高校には様々なバックグラウンドを持った、ネイティブ、すなわち現地の一般的な生徒が溢れかえっています。
その上、現地の情報は地元人に聞け。その場所で生まれ育った(中には引越しとか転校、中には移民といった)生徒はその場所に住んでいるので、その分土地事情にも詳しい。
学校の勉強でも、解らない事や「生きた英語」に関する知識なら日本の大学教授のレクチャーを受けるより、彼らから学んだ方がよほど「正解」に近いのではないでしょうか?
前置きが長くなってしまいましたが、とにかく・・・
管理人は留学生の知り合いが極端に少なかったのですが(普通は留学生同士でツルむ方が簡単らしいですが・・・)、勿論彼らと友人関係を築く事も大変メリットになります。時間とお金の都合でサマーキャンプへは参加しませんでしたが、余裕がある方にはお勧めします。各国からの留学生が集まるので、かなり国際的なコネクションが出来る上、彼らの多くが有名企業の子息であったり、社会的ステータスや学びに対するしせいもかなり高かったりします。だからどーした、と思われるかもしれませんが、己のモチベーションを高めたり、学ぶべき事も多く発見できるはず。
さて、いよいよ本題です。カナダ人と仲良くなるにはどうすれば良いか?
初心者にオススメの方法は、「とりあえず、話しかけて欲しそうな顔しとけ!」です。
自分から話しかけるのが王道だとは思いますが、やはりシャイな国民性を代表するかのような庶民には、少しハードルが高いかもしれません。そこで、いかに「向こうから話しかけてもらう」か、に重きを置いてみましょう。(本気です。他の場所だとわかりませんが、ノバスコシアのような所だと土地柄か、コレが結構いけるんです。声かけてくれる率高し!)
ポイントとしては、
・初日に無理やり、独りでも、ランチ持参しててもカフェテリアで食え!(この時決して留学生の近くに行かない事。「あぁ、あいつは留学生としかツルむ気ないんだ・・・」なんて思われると、後で不便な事になります。)<BR>
・日本のケータイとかさり気無く、目に付くようにチラつかせてみよう。<BR>
・面白くて便利な文房具とか持ってこよう。
・暇つぶしに、折り紙・あやとりをしろ!
つまり、如何に「ツッコミ所を作るか」です。
これは個人的な経験談になるのですが、カフェテリアはランチタイム物凄い人が集まります。そこで、少し人間観察をしてみましょう。あ、その前に、「どうすればいいんだろう・・・」的な顔をしてうろちょろしてたら、誰か声かけてくれる可能性も高しですので、それもOKです。(「Do you need any help?」とか「Do you wanna sit with us?」とか言ってくる可能性高し。)
適当にメシを入手したら、辺りを観察してみて、自分の柄にあうと思う、気になる人(もしくは集団)をセレクトし、近くに座ります。もし可能であれば「Can I sit here?」とか言うと良さ気です。
次に、これらのキッカケとなる場所ですが、大抵は「クラス」になるかと思います。
中にはダブっているコースが多くてほぼ同じような時間割の子が居る、なんて事もあるかも知れませんが、基本的にカナダの高校は日本でいう総合学科、もしくは大学のような制度ですので、クラスメートも暮らすごとに違う顔ぶれになります。
それでは、一体彼らはどのようにして「特定の友達」を作るのでしょうか?
小・中と同じ顔ぶれになるので(基本的に地域で通う高校が決まるので、日本で言う小学校から中学校のような感覚で、高校へあがるわけです。)顔見知りがいるので、そのまま引き続き~というのもあるようですが、意外と高校から仲良くなった、なんてのも多いみたいです。
一番ありがちなシナリオでは、同じコースを取っていて話初め、それから何となく仲良くなって遊ぶ約束したりパーティーに誘われたりで「仲良しグループ」が形成されるわけです。これは現地人にも留学生にも当てはまる(少なくとも自分の場合はそうでした)と思います。
そこで、クラスの中で声をかけられる確立を上げる方法、なのですが・・・日本の携帯電話、文房具、文化は重要な武器になります。
中を覗けば実際そうでもないのですが、日本=テクノロジー大国、と思っている外人さんも多いです(東京はネオトウキョウといったイメージだし・・・)。一般的な携帯電話の性能も日本の方が明らかに高いし、海外には珍しいタイプも多いので「ディスプレイが可動式(単純な折りたたみ動作以外も可能)」とか「変な着メロ(実はアラームでも可)」とか「ゲーム」とか、目に付くようにちらつかせていると「Wow, What’s that??」とか言って来るかも知れません。更に、単純な文房具でも面白い事になります。
北アメリカでは「黄色い鉛筆」が主流です。何故か、シャーペンとか使っている人をあまり見かけません。何故かは解りません
そこで「鉛筆に見えるけど実際はシャーペン」とか、「振って出して、思いっきり振って戻す」とか「再度でクリックして出す」シャーペンなんかを使っていると、声をかけてくる人も多いです(経験上)
更に、折り紙とか作ったり(実は海外でもORIGAMI出来る人は増えてきてるらしいですが)あやとり(これは珍しいみたいです)とかしてみると、「物凄く芸達者で器用な人」と思われる事も稀ではありません。
そのほかにも、珍しい形のバックとか、日本のファッションだとか、思いつく「ツッコミどころ」「外人にウケそうな事」を考えて、地味に実行してみることをお勧めします。・・・9月から始めるならハロウィンまでに、一緒にハロウィンの日に何かできる友人を捕まえたいところ。
(ちなみに管理人は、最初の日の化学のクラスで話しかけてきた子達にイキナリ「映画行くねんけど一緒に来る?」と誘われ、その後その子達と行動する事が多かったです。)
他にも、エキストラアクティビティに参加してみたりするのも良いですね。
とにかく、「話しかけて欲しそう」にしとく事。これが一番です。勿論、自分からバンバン話しかける事が可能な社交的な性格+英語力を持ち合わせた人は、それを生かすと問題無しですが。。。
おまけ感想。
日本が好きなカナダ人というのは、大抵がアニメ・ゲーム・漫画テクノロジー・車・バイク好きの輩です。そう言ったモノに拒否反応を起こさないのであれば、その路線を狙うのもアリですね。そして、一般的にはですが、こういった人種の子達は「良い子」が多い。子供っぽい、って言ってしまえばソレまでですけどね。
海外は個人主義って言うイメージもありますが、実際は人間の本質なのか、世界中似たりよったりなようで・・<BR>
何故か一人ではトイレに行かない女の子達、仲良しグループ、物凄くまれにイジメの話(管理人が聞いたのは現地人の間で、ですけど)、そういったものに出会う事もあるでしょう。
究極、自分の環境は自分次第です。私は「性格は普遍」という論には賛成しません。実際、自分は幼少から転校や引越しの度に自分が好きなキャラクターの性格や行動を模写して楽しんだりしてましたし・・・(演じてる、自分を偽っているという感覚ではなく、純粋に、ここではこれが自分、みたいな?)
自分で「友達ができない=居心地が悪い=嫌だ」といった悪循環に陥る前に、自分が思い描く理想を実現可能なものと想定し、行動を起こす事が大事だと思います。
なんだか話がそれてしまいましたが・・・今回はこれで。